一眼レフよりもスマホカメラが適しているシチュエーション
一眼レフの画質を追い越すことがスマホカメラの目標の1つですが、いまだにそれは達成されていません。しかし、スマホにしかできない仕事もたくさんあります。どのようなシチュエーションで、スマホはその持ち味を発揮するのでしょうか。
スマホカメラの性能が上がっているとはいえ、最新のスマホでさえ、平均的な一眼レフカメラの画質を上回ることはできていません。しかし、スマホが勝っている点はすでに多くあり、一眼レフよりもスマホが適しているシチュエーションもたくさんあります。
例を挙げると、アウトドアの撮影なら、一眼レフよりもスマホが適しているでしょう。一眼レフには防水と防塵機能が備わっているものが少なく、自然の中でアクティビティをしながら使用すると、故障の原因になってしまいます。一方で、スマホにはある程度の防水、防塵機能が備わっていますし、専用の防水ケースに入れれば、海水浴をしながらでも写真撮影ができます。アウトドアでストレスなく使えるのはスマホの方でしょう。
子どもと遊ぶときに写真撮影をしたい親御さんは多いのではないでしょうか。その際も、スマホでの撮影が良いでしょう。小さな子どもは思いもよらぬ速さで、思いもよらぬ行動を起こします。素早く手を出すことができないと、事故につながりかねません。また、子どもを抱きかかえなければいけないとき、大きな一眼レフカメラは邪魔になってしまいます。安全面を考慮すると、スマホという選択になるでしょう。
移動の多い観光などでも、サッとポケットに入れることができるスマホの方が安心です。スーツケースや手荷物、買い物袋などで手がふさがりがちな状況で、一眼レフを持っていると邪魔になるだけでなく、どこかに置き忘れてしまう可能性もあります。
スマホと一眼レフは共に一長一短を持っています。シチュエーションに合わせて使い分けたいものです。